Hypno Orgasm

彼とのセックスでイケないとき、2人の間で何が起きているのか

彼とのセックスでイケないとき、多くは、彼を大切に思う気持ちが、かえってブレーキになっていると私は考えています。たとえば、頑張ってくれている彼に申し訳なくて体に力が入る、彼を喜ばせたくてイク演技をする、こうしてほしいと言い出せない、といったことです。彼とイケないのは悪いことではなく、気にしなくていいことです。それでも悩んでいてつらいなら、2人の間で何が起きているのかを知ると、少し楽になると思います

イク演技は、優しさから始まる

イク演技をしてしまうのは、彼を喜ばせたいという優しさからです。演技を重ねると、自分がまだ高まっていないのに、高まっているふりをすることになります。そうなると、気持ちよさから遠ざかり、痛みにつながることもあります

相手も仕事で疲れていたりして前戯の時間が短く、私自身もまだ気持ちが高まっていないのに気持ち良い演技してしまっていて、挿入されると痛いことが増えていました体験談を読む →

演技をやめましょう、と言うつもりはありません。演技を本当にしていくのが、私の仕事です

求められていることを確かめるセックスと、心を通わせるセックスは違う

2つは似ていますが、少し違います。どちらが良いというものではなく、バランスが大事だと私は考えています

今までは自分がどれだけ求められてるか、どれだけ気持ちよくしてくれる時間が長いか、で承認欲求を満たしてたから、彼も相当頑張ってくれる時間が長くて大変だったと思う体験談を読む →

求められていることを確かめるほうに偏ると、彼がどれだけ頑張ってくれたかが気になり、自分の感覚から意識が離れます。催眠を受けたあと、この方は「彼の事も考えながらするセックスってすごくコミュニケーションだなって感じた」と書いています

安心が、気持ちよさの上限を決める

気持ちよさの上限は、技術ではなく、心が決めます。何があっても守ってくれるという安心感があると、セックスは気持ちよくなります。好きな人とするセックスが特別なのは、そのためです。医療の解説でも、パートナーへの信頼の不足や、性的な好みについて話し合えていないことが、オルガズムに達しにくくなる原因になりうると書かれています(注1)。催眠を受けたその日に、初めてパートナーとセックスについて話し合えた、という方もいます(体験談)

相手がどう思っているか、自分がどう見えているかが気になるときの心の動きは、次の記事で取り上げています

触れ合う機会が、心の距離を縮める

「相手に必要とされていない」と感じる寂しさは、セックスにも表れます。セックスの回数よりも、ふだんから触れ合い、気持ちの上でも近くにいる機会を作ることが、愛を受け取りやすくします

パートナーはおそらく私と一緒にいることになれてしまっていて、誘われることもだんだん減っていて寂しく思っていました体験談を読む →

彼とのセックスは、ふつうでいい

催眠の中でイクと、彼とのセックスでも感じやすくなる方が多いです。催眠を受けたあとに、特別なことをする必要はありません。いつもどおりにするだけでいいです

催眠療法に行ったことは彼には内緒なのですが、私の反応が明らかに違ったみたいで、驚いていましたが喜んでくれました体験談を読む →

受けに来る方の多くが求めているのは、ただの快感ではなく、パートナーと心までつながった快感です。好きな人とのセックスでイキたいと願う気持ちは、もっと深く心のつながりを求める気持ちと同じだと私は考えています

文:催眠療法士だいき

注

  1. MSDマニュアル家庭版「女性のオルガズム障害」 MSDマニュアル(2026年10月26日に閲覧)。オルガズム障害の原因になりうるものとして、状況的な要因(前戯が足りない、性的な好みについて話し合えていないなど)と、心理的な要因(不安、ストレス、パートナーへの信頼の不足など)を挙げています

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